2006年 05月 17日
銀座に日本の「宿」発見!「縁」です。 |

さすが銀座、お宿といっても9階建てのビルヂィング。印象はしかし、ホテルではない。旅館でもない。ペンションや民宿とも違う。簡易宿泊所でももちろんない。旅館業法的区分は「旅館」「ホテル」どちらでも認可されそう。つまりそれら長所的要素を採り入れ、「和」で設えるといった、ありそうでなかった宿泊施設。インフォメーションには、「大切にしたいものは日本の文化、日本人が本来持ち続けてきた生活様式を身近に感じられる空間をここ銀座でとの発想から、銀座吉水は設計建築されました。」とある。パブリックから宿泊室まで、全館の空気がやわらかくどこにいても落ち着いてしまうから不思議だ。オーナーであり女将の中川さんから、その拘り様をたっぷり伺った。特に印象に残った言葉、「だって、どこ行っても泊まれるとこないでしょう」。どんな立派なシテイホテルでもその空気環境と食材の不味さにたいする不満が、この事業起業のきっかけになったのだそうだ。空気がやわらかいのは、我々言うところのエコ建材に徹底的にこだわった事。いまひとつは、食材の安全性と調理法に工夫を凝らすことで、こんなにも寛げる空気環境づくりが出来ることに改めて感心した。ビジネスをはじめグループ、家族旅行など上京旅行の際は是非そんな寛げる宿の空気環境体験をしていただきたい。因みに宿泊料も安い(都内のビジネスホテル料金並み。)!更に食材に拘った朝食は宿泊者に振舞われるほか、予約で昼食、夕食だけでも味わうことが出来る。今話題のマクロビオテックレストランとしても要チェックです。




●銀座吉水
http://www.yoshimizu.com
東京都中央区銀座3-11-13
TEL03-3248-4432
▲
by k-seno
| 2006-05-17 11:43
|
Comments(5)