2018年 04月 27日
核心 |
今年も就学旅行中の中学生が、職場体験学習としてアトリエに来ました。ほぼ毎年、全国の中学生が数名単位でやって来ます。今回は山形、郷里村山の女子中学生2名。建築にまつわる質問を携え、我々にインタビュー。その内容が、緊張を伴う核心に迫るもの!いきなり「木は何故強いといわれているのか?」「糊を使わずに木と木をつなげられるか?」ときては、木の特性、二次加工じゃない木の解説を、講釈でない力説をしてしまう始末!その上で「何故木の建築なのか?」には、山の話、取分け原生林と人工林の木の区別話から話題を広げないわけにはいきません。質問意外には、こちらの落書き帳から模型製作や、設計作業に至るまでのプロセスをしっかり視てもらいます。ささやかなアトリエランチにも参加してもらいながら、二人の夢物語もたっぷり聞きます。実はこの体験学習で、これまで何人も名門建築学科に進んでいます。さて二人は如何に?今回も、体験学習は壁新聞化されるとのことで、関係資料をお土産代わりにしながら、見送りました。
by k-seno
| 2018-04-27 22:49