2015年 08月 01日
技匠 |
陸前高田に設立した、とある財団活動の一環で、
今回は気仙大工棟梁「熊谷立郎」氏を訪ねました。
気仙川を挟んで今泉地区にあった自宅や作業場は、
地域もろともあの津波で消滅してしまいました。
奇跡的に手元に残ったのは、丸ノミ50丁ほどだけだったそうです。
棟梁の足跡が、地元光照寺鐘楼堂建立記録本に集約されていました。
驚きは、その編集がなんと漫画構成になっていること!
更に驚きは住職自らの作画とあっては、貴重この上ない一冊です。
作画は境内に津波の犠牲者を祀る慰霊館の天井画にも。
悲しみの中にも何かほっこりする一瞬の気遣いに胸を打たれます。
気仙棟梁と住職、そして地域の支え合いを感じるひとこまです。
あれ以来、棟梁の匠の時間も止まったまま。
何とか気仙大工、その匠の技を継承するための道筋をつけなければなりません。
今回は気仙大工棟梁「熊谷立郎」氏を訪ねました。
気仙川を挟んで今泉地区にあった自宅や作業場は、
地域もろともあの津波で消滅してしまいました。
奇跡的に手元に残ったのは、丸ノミ50丁ほどだけだったそうです。
棟梁の足跡が、地元光照寺鐘楼堂建立記録本に集約されていました。
驚きは、その編集がなんと漫画構成になっていること!
更に驚きは住職自らの作画とあっては、貴重この上ない一冊です。
作画は境内に津波の犠牲者を祀る慰霊館の天井画にも。
悲しみの中にも何かほっこりする一瞬の気遣いに胸を打たれます。
気仙棟梁と住職、そして地域の支え合いを感じるひとこまです。
あれ以来、棟梁の匠の時間も止まったまま。
何とか気仙大工、その匠の技を継承するための道筋をつけなければなりません。
by k-seno
| 2015-08-01 23:41