2006年 09月 24日
ノスタルジックな一枚。 |
「上野発の夜行列車降りたときから青森駅は雪の中・・・北へ帰る人の群れは誰も無口で、海鳴りだけを聞いている・・・私も一人連絡線に乗り、凍えそうな鴎見つめ泣いていました・・・ああああ・・・・さよならあなた、私は帰ります・・・風の音が胸をゆする泣けとがかりに・・・ああああ津軽海峡冬景色・・」
一昨年30年ぶりに訪れた青函連絡船乗り場(青森駅)停泊中のメモリアルシップ八甲田丸は僕が初めて乗った青函連絡船だ。山形からリュックを背負い、奥羽本線鈍行で青森まで。待合室で4時間ばかり仮眠、いよいよ乗船。何かもう戻ってこれないのでは、という理由無き思いに駆られる銅鑼の音。ちょうど上歌詞の如し。もちろんその時この歌詞はまだ無い。
今はもうミュージアム停泊の八甲田丸にそのノスタルジーが偲ばれた。先日写真整理中、発見した一枚に何故かセンチになった次第。更に先日、何かの記事で、「どうして人は失恋すると決まって北をめざすのでしょう?」などというどうでも良いことにちょっとだけ振り向いた。そして今、更にノスタルジックな番組がNHKアーカイブで放送中。蒸気機関車もの2本。ということで本日これまで「せののせ」ブログでした。
日が変わって25日になりました。そして見終わりました。SLもまた感傷的機械だね。「遠くで汽笛を聞きながら」「想えば遠くへ来たもんだ」これらの歌詞も僕には蒸気のため息が聞こえてしまう。そもそも僕が八甲田丸に乗船、北海の地に行ったのは他でもない、最後の様々な蒸気のため息を視聴するためではなかったか。誰でも知ってる「デゴイチ」をはじめ、「貴婦人」「シロク二」「キュウロク」「Cチョンチョン」に逢う為に。あたりまえだがみんなドラフト音が違う。みんな、人間に一番近い扱い厄介な機械たちだ。だから魅力なんだなあ・・・自分を発見するからだろうかなあ・・・?
上の写真、八甲田丸は後ろ向き。手前に線路が見えますね?八甲田丸のハッチが開くと、なんと列車を3本丸呑み!カーフェリーならぬトレインフェリーかしらん。飲み込みシーンを見たら誰でも釘付けになりますよ。今はもう見れないね。懐古的だけど、今は見れない様々な面白営み、そういえば沢山忘れてますね僕達!皆さんはいかがですか?
一昨年30年ぶりに訪れた青函連絡船乗り場(青森駅)停泊中のメモリアルシップ八甲田丸は僕が初めて乗った青函連絡船だ。山形からリュックを背負い、奥羽本線鈍行で青森まで。待合室で4時間ばかり仮眠、いよいよ乗船。何かもう戻ってこれないのでは、という理由無き思いに駆られる銅鑼の音。ちょうど上歌詞の如し。もちろんその時この歌詞はまだ無い。
今はもうミュージアム停泊の八甲田丸にそのノスタルジーが偲ばれた。先日写真整理中、発見した一枚に何故かセンチになった次第。更に先日、何かの記事で、「どうして人は失恋すると決まって北をめざすのでしょう?」などというどうでも良いことにちょっとだけ振り向いた。そして今、更にノスタルジックな番組がNHKアーカイブで放送中。蒸気機関車もの2本。ということで本日これまで「せののせ」ブログでした。
日が変わって25日になりました。そして見終わりました。SLもまた感傷的機械だね。「遠くで汽笛を聞きながら」「想えば遠くへ来たもんだ」これらの歌詞も僕には蒸気のため息が聞こえてしまう。そもそも僕が八甲田丸に乗船、北海の地に行ったのは他でもない、最後の様々な蒸気のため息を視聴するためではなかったか。誰でも知ってる「デゴイチ」をはじめ、「貴婦人」「シロク二」「キュウロク」「Cチョンチョン」に逢う為に。あたりまえだがみんなドラフト音が違う。みんな、人間に一番近い扱い厄介な機械たちだ。だから魅力なんだなあ・・・自分を発見するからだろうかなあ・・・?
上の写真、八甲田丸は後ろ向き。手前に線路が見えますね?八甲田丸のハッチが開くと、なんと列車を3本丸呑み!カーフェリーならぬトレインフェリーかしらん。飲み込みシーンを見たら誰でも釘付けになりますよ。今はもう見れないね。懐古的だけど、今は見れない様々な面白営み、そういえば沢山忘れてますね僕達!皆さんはいかがですか?
by k-seno
| 2006-09-24 23:22