2017年 06月 04日
扠首 |
ほぼ日光塩谷の築140年余りの古民家改修。
板金瓦入母屋屋根を剥げば、大元寄棟合掌の茅葺がむき出しになる。
この茅葺屋根の最大の特徴は、小屋組ごと簡単に架け替えられることだ。
つまり合掌を構成する扠首(さす)小屋組みは、敷下駄本体とは構造的関連性がない。
従って今回の改修はこの小屋組み架け替えを主軸に取り掛かった。
新たな小屋組みは、敷下駄を土台に単純和小屋の合掌とした。
本体軸組と礎石は基本そのままで、根回りの防湿を含む足固め補修をしっかり施した。
新しい小屋裏空間の間取は大いに楽しみながら、
既存階間取りはその屋台骨を尊重しながらの構成とした。
板金瓦入母屋屋根を剥げば、大元寄棟合掌の茅葺がむき出しになる。
この茅葺屋根の最大の特徴は、小屋組ごと簡単に架け替えられることだ。
つまり合掌を構成する扠首(さす)小屋組みは、敷下駄本体とは構造的関連性がない。
従って今回の改修はこの小屋組み架け替えを主軸に取り掛かった。
新たな小屋組みは、敷下駄を土台に単純和小屋の合掌とした。
本体軸組と礎石は基本そのままで、根回りの防湿を含む足固め補修をしっかり施した。
新しい小屋裏空間の間取は大いに楽しみながら、
既存階間取りはその屋台骨を尊重しながらの構成とした。
by k-seno
| 2017-06-04 21:31