2009年 06月 05日
長谷川浩子展。なんかいいんですよ! |
銀座6丁目にあるギャルリー志門に行って来ました。
いわき在住の彫刻家「長谷川浩子」展を観るためです。
個展を拝見するのは初めてなので、わくわくしながら赴きました。
そっとドアを開け中の様子を覗き込めば・・・そこはもう想像以上の穏やかな宇宙空間でありましょうや。
全ての彫刻が曲面のみの構成で、実に美しい見事なフォルムです。彫刻たちは、決められた場所でお互い対話するかのように、そしてその中に我々を優しく誘っていることも間違いないと感じました。ぼくはもう完全に宇宙遊泳です。こんな心地よい空間では、言葉での表現は実に難しいものです。ああ、ムムー、いやあ、そっかあ・・・でも後の言葉につながらないのです。この空間はいったい何なのでしょう・・・。
「ヒトツニナル」の足元はきっと地球かなあ?向こうの壁には「チキュウガツキ二ナルトキ」があるけれど、これは明らかに両者完全に交信していますからね!
ギャラリーオーナーのF井さんも同意してくれたから間違いありません!ずっとずっとたたずみたい。そして彼ら(彫刻たち)と語らっていたい。。。
ラインどり。包み込み方。更にはここまで磨き上げるのかあ・・・と、ツバサを立たせる緊張感。
長谷川さんはこういうカタチを見続けてきたんだなあ・・・?
ヒノキ・ヒマラヤスギ・サクラ・マツ・カヤなど、
彫刻のマテリアルみんな『木』から生まれたユメです。
お時間ある方是非。6日土曜までです。
by k-seno
| 2009-06-05 00:09